立地企業の声

「花巻市を選んでよかった」。
立地企業の方の声をご紹介します。

Company Voices 立地企業の声

vol.5

モノづくりの
トータル・ソリューションで
幅広い業種のニーズに対応

株式会社ツガワ 花巻工場
花巻工場 工場長 八重柏光晴
2014年度取材

花巻を基幹工場に

株式会社ツガワが岩手に初めて進出したのは昭和59年、北上市に工場を設けました。花巻市に工場が出来たのは、それから20年以上経った平成18年です。
ちょうどその頃、北上市の塗装と組立工場の老朽化にともない、別の候補地を探しているところでした。花巻工場はインターチェンジが近いため荷物を関東や関西に運ぶのに便利ですし、敷地も広い。また、当社は変動生産で時期によっては沢山のスタッフを必要とするのですが、花巻は人材が集まりやすい。そういった面を考慮して、平成20年には花巻工場コーティングセンターを設けました。

トータルでリクエストに対応

板金加工業として創業し、半世紀以上“こだわりのモノづくり”というスタンスで取り組んできた株式会社ツガワ。現在は、自社で板金・塗装ができるというメリットをいかし、受託開発製品の部材発注から、検査・組立・調整及び梱包・出荷・設置まで行っています。
取り扱う製品は幅広く、環境・エネルギー関連機器、アミューズメント機器、金融・流通端末など。交通関係では駅へ設置する安全柵も製造しています。
様々な業種、メーカーの製品を扱いますので、情報セキュリティには細心の注意が必要です。スタッフと機密保持契約を結び、別棟に移動できないようにセキュリティカードで入退出を管理しています。

環境にやさしい塗装を採用

塗装といいますとシンナーの匂いをイメージされる方が多いかもしれません。近年、VOC(揮発性有機化合物)が問題になっており、アレルギーやシックハウス症候群、光化学スモッグの発生原因のひとつといわれています。
当社では環境配慮型塗装として、電着塗装、水性塗装、粉体塗装の3つを採用。電着塗装は超低VOCですので大気汚染はほとんどありませんし、水性塗装は塗料の希釈にシンナーの代わりに水で薄める塗料を使用しています。粉体塗装はVOCを全く含まず、回収再利用もできる塗装方法です。
また、工場周辺の清掃活動をするなど、スタッフ一同、日頃より環境に対する意識を心掛けています。

一貫生産体制を強みに

ツガワでは金型製造、板金プレス、塗装のみといった個別ステージのニーズにも対応していますが、開発・設計・生産技術が一体となったシームレスな一貫生産体制がこれからいっそうセールスポイントになると予想されます。
部材発注から組み立て、塗装、梱包、出荷まで行う花巻工場は、ツガワグループの中で基幹工場として位置づけられており、さらに雇用を増やしていきたいという展望もあります。工場内で塗装に関しては自動化が進んでいるのですが、組立関係は器用さが必要とされ、女性スタッフも多数在籍しています。
今後も総合力をいかしたクイック・レスポンス、低コストオペレーションを追求し、あらゆる業種のニーズに対応していきたいと思います。

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